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7月のまとめ。

7月は控えめなのではなく、エラリークイーン6冊を入れてないから(;^_^A

高村薫さんの『太陽を曳く馬』上下刊も読みたいけど、
前作、前々作の『晴子情歌』『新リア王』に続く3部作の完結編ということで、
前2作読んでいないので理解できないかも、と購入躊躇中。


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ヴィジョナリーズ』は
写真がきれいだったー
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by fenmania | 2009-07-31 23:19 | BOOK

映画『精神』@第七藝術劇場 観ました。

前々から気になっていた、『精神』を観てきました。

これは、岡山市に実際にある精神科診療所「こらーる岡山」にカメラを入れ、
モザイクなし、音楽なし、ナレーションなし、字幕なし、というスタンスで、
精神をわずらう患者たちと、彼らに寄り添う高齢の医者やスタッフたちの生活を
淡々と描いたドキュメント作品です。

監督の想田和弘さんは新進気鋭の映画作家で、
前作も同じような手法の『選挙』という作品でした。


「被写体の顔にモザイクをかける手法は、患者に対する偏見やタブー視をかえって助長する」
と考えた監督は、素顔で映画に出てくれる患者のみにカメラを向けたそうです。

ある患者さんにカメラを向けているとき、「何のために撮ってんの」と尋ねられた監督は、
「映画を作りたいから」ではなく、
「健常者とそうでない人との間の『見えないカーテン』をめくりたいから」と答えました。
すると、その患者さんは「それなら分かる」とすすんで発言し始めます。

その人は、「健常者といわれる人でも、全人的にすべて健康という人は
いるはずがない。それなら、その人たちと自分たちとは、どこが違うんだ」とも言います。
でも、今は、歴然と、その間に「カーテン」があるのですよね。
さらに、「健常者側にもカーテンがあるし、自分たち側にもカーテンはある」のだと。


私自身、メンタルの問題には、数年前から関心を持っていました。
その興味が高じて、あるメンタルクリニックに縁を持ったため、
メンタルに問題を抱える人々を見てきました。

それを見て思うのは、「どんな人でも心の病気になる可能性はある」ということ。

仕事で失敗をしてしまった、人事異動があった、職場になじめない。
夫が浮気をした、セクハラ、モラハラ、DV。
こんな日常のトラブルが、引き金になってしまうこともある。

私自身、メンタルの問題に悩む人にどう声を掛けたらいいのかはまだまだ分かりませんし、
まったく、「カーテン」がないかといわれると、「ない」と断言できないかもしれない。
ただ、明日はわが身かも、という、ある種の平常心をもつことで、
無用な差別意識を払拭していけたらと思っています。

映画のエンドロールで、素顔をさらして取材を受けた患者さんたちのうち、
3人が亡くなったという現実をあえて告知しています。
うち2人は自死だそうです。
精神疾患の苦しさ、闇深さが、厳然とそこにあります。

映画『精神』

バナー貼りました。

ここで想田監督の詳しいインタビューが見られます⇒★
(新聞なので、すぐに消えるかも知れませんが)
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by fenmania | 2009-07-30 18:06 | 映画・演劇

SNSのこと。

4年ほど前から某SNSに参加しています。
だがしかし、昨年からまったく日記を更新できてなくて・・。
こちらのブログを始めると、さらに某の使用頻度が下がりました。
で、先月から、某からこのブログに飛べるように設定しなおしました。

SNS(ソーシャルネットワークサービス)のメリットは
なんと言っても双方向性だと思います。
日記を書く、コメントをつけるなどの行為は、
その名のとおり「ネットワーク」構築のための手段となります。
わたしもこのSNSで、何人かの貴重な友人を得ることができました。

とはいえ、双方向性というものは、私には諸刃の剣でありまして。
日記を書くとき、「コメントのつけやすいテーマを選ばねば」と考えすぎてしまうのです。

洋服やメイクなどのガールズトークをしたくても、
読んでる人の半分は男性だと思うとそれははばかられ、
あるいはマニアックな映画や本のことを書きたくても
「これは反応ないだろうなあ」と思うとなかなかキーボードが打てませんでした。
無難にメジャーな映画や本、あるいは飼い猫のことを取り上げる日が続き、
次第に何を書いたらいいのか分からなくなり・・・。
まさしく自縄自縛です。

その反省もあって、こちらのブログをスタートする時は、
「読む人のことは考えない」(笑)を基本にしました。
ファッションのこともお化粧のことも仕事のこともマイナーな映画のことも、
自分が書きたいことを書く、と決めてから、一気に書くことがラクになりました。

今日頭に浮かんでいることを書く、というスタンスですから、
いかに自分にお馬鹿な部分があるかが露わにもなるのですが、
まあそれは、日に数人しか訪れないブログなので、気にしないことにします(^▽^;)

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みやこさん。
70歳のばあさんになってもまだまだ美人。
うらやましい。
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by fenmania | 2009-07-28 22:34 | その他

”リーマン後バージョン”の花火大会

昨夜はわが町の31回目の「サマーカーニバル」でした。
毎年花火も打ち上げて、
人口10万人を切る小さい町としては頑張っているのではないかと思います。

それでも今年は、他の地方自治体の例に漏れず、
「昨今の経済状態の悪化で花火の打ち上げが困難になって来ている」として、
打ち上げ場所に一番近い海岸の一部での観覧が、有料になりました。
1000円なんだけど、「見るだけなら無料」がディフォルトだったはずの夏の花火ですから、
なんだか高い気がしてました。

打ち上げ時間も、30分間に短縮。
しかも、このうちの大部分の時間が、「次々あげてよ~~」と野次りたくなるほどの
超じらし作戦。
で、最後の数分だけ、やけくそのように次々と大きなのが打ちあがり・・・。
なんだかイベント会社の営業さんあたりに、
「ダイジョブですよ!最後だけ豪華にしてれば、見る人にはその印象しか残りませんって!!」とか
うまいこといわれたあげくの演出のような気がしてなりません(・・;)

まあともあれ、厳しい経済状況の中、どうにかやりくりして、
かつボランティアさんの協力で、夏祭りが無事敢行されたということに関しては
頭の下がる思いです。

神戸で年末に行われている光の祭典「ルミナリエ」も、
予算の関係で開催できるかどうかが、毎年の話題になります。
私個人的には、阪神大震災後、初めて見たまばゆい光があまりに感動的だったので、
これからもずっとぜひ開催していただきたく、極力募金に協力するようにしています。
世の中の経済状態がこんなになって来ている昨今、
「無料がデフォルト」という旧来の考え方も
変えていかないといけないかもしれませんね。

ともあれ、来年も無事開催されますように。
なんせ、うちの部屋から見える、年に1度のビッグイベントですから!072.gif
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by fenmania | 2009-07-26 10:59 | イベント

ご当地ノベル『ミーナの行進』

「谷崎潤一郎賞」を受賞した、小川洋子さんの『ミーナの行進』は
私が住む兵庫県芦屋市を舞台にした心温まる小説です。

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熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる小川洋子さんは
目下、実際に芦屋にお住まい。
私は小川さんのファンなので、どこかの町かどか、スーパーででも会わないかなあ、と
時々ふと探してしまうのですが、そうそううまくはいきません。

神戸や京阪神を舞台にした小説はいくつかありますが、
他所に住む筆者が、ちゃちゃっとロケハンをしただけで書いてしまった作品は、
読むとすぐに分かります。
表現の底が浅いというか・・・
「その場所からそっちの場所に移動するには、その時間では行けんで・・(ー_ー;)」とか、
「この程度の描写なら、べつにここを舞台にする必然性がないやん・・・」とか、
なんか違和感というか、気持ちが引っかかってしまう。
単に神戸とか芦屋とかいう街の名前が欲しいだけなんやったら、
いっそ取り上げないでくれ、とか思ってしまいます。

村上春樹さんの処女作、『風の歌を聴け』にも芦屋が登場します。
春樹さんはこの町で育っていますから、
地元の人しか知らないような小さな公園にある猿のオリ、についての描写には、
なんか安心というか、ほっとします。


『ミーナの行進』は、筆者が毎日を過ごしている町を舞台にしているから、
読んでいると、とても設定やストーリーが自然です。
私が日々前を通ったり、目にしたり、利用したりしている、
川や道路や図書館や鉄道、駅や小学校や橋や・・・・それらが、
お話の中で生き生きと立ち上がってくるようです。
まるで本当にミーナの家族が、いまも高台の洋館に住んでいるような感覚になります。

これは、小川さんの筆力が素晴らしいからであり、
また、いい意味の“生活感”が、そのまんま損なわれずに
率直に表現されているからだと感じます。
生活感が、次第に静謐な空気感に変わっていく、その筆致の見事さといったら・・・。



ご当地というだけではなく、
『ミーナの行進』はしみじみとさせるほんとに素敵な作品でした。
言葉の組み合わせ方や、その言葉を敷衍して軽々と別世界を作り上げる、
その表現力は本当にすばらしい!

最近の小説の中には、プロットは奇想天外でおもしろいのだけれど、
文章力がなんともいただけなくて、
読むのがしんどくなる作品を散見するのだけれど、
小川洋子さんの作品はハズレがありません。
まさに珠玉のようだ、と感心してしまいます。
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by fenmania | 2009-07-22 23:07 | BOOK

B山へロケ取材

四国T島県にB山という風光明媚な山がありますね。
松嶋奈々子&大沢たかお、宮本信子さんらが出演した映画でも有名です。

昨日はそこで行われた某局某テレビ番組のロケを取材してきました。
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目下、この番組の、ある一部分を担当させて頂いてます。
こちら、放送開始もまだ2か月も先ですし、
どこまでこのブログで公開してよいものかよく分からないので
今はすべて伏せておきますが、
のちのちクライアントの意向を得て、詳しく書けるようなら
掲載していければいいなあと思っています。

と、ともかく、炎天下の屋外ロケは暑かった・・・・
生まれて初めて、午前4時前から仕事にかかりました。
テレビに関わる人、ホント体力勝負で大変です038.gif
お疲れ様でした!
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by fenmania | 2009-07-20 11:12 | 仕事

懐かしのエラリー・クイーン、大人買い

中学校の時だったか、それとも高校へ入っていた時期なのか
ちょっといまでは定かではないのですが、
エラリー・クイーンにはまりまくっていた時代があります。
「創元推理文庫」から出ていた国名シリーズや悲劇3部作、
その他の短編集などを一心に集めていました。

その後、20代半ばに1人暮らしを始めたときに
ほぼ、フルコンプリートしていたエラリー・クイーンとアガサ・クリスティを処分しがたく、
同じくミステリ好きの母親に残してきたのです。
その後、クリスティは今に至るまでぼろぼろになりながらも
母親の手元に残っていますが、クイーンは、母親の好みではなかったのか、
全部処分されてて、少しくショックでした。

さて、エラリー・クイーン。
私が一番最初にハマったのは「国名シリーズ」です。
国名をタイトルにとって、シリーズ化していくというのは
当時大変に斬新だったのではないかと思います。
また、すべての情報を提示したあと、本の後半で、
「読者への挑戦」を挟み込むという手法も、おもしろいアイデアですよね。

その第1弾、『ローマ帽子の謎』は、確かクイーンの処女作で、
調べたら、1929年の作品だそうですから、ミステリーの古典と言えますね。
創元社が「創元推理文庫」から翻訳発刊したのが1960年です。

私が初めて手にとった国名シリーズは『エジプト十字架の謎』です。
これは、大きなTの字の十字架の上に、首なし死体が連続して吊り下げられるという
猟奇的な題材で、それまでミステリーといえばシャーロック・ホームズか、
ポーの有名どころくらいしか読んだことのなかった私は
『この世にこんな血なまぐさいミステリーがあるんだ』とドキドキしながら読んだ記憶があります。
そのドキドキ感は、その後、横溝正史につながっていくこととなりましたw

20代で手放してからクイーンとは縁が切れていたのですが、
この間、直木賞を受賞した北村薫さんの『ニッポン硬貨の謎』という
クイーンの国名シリーズのトリビュートミステリーを手に取ってから、
クイーンをもういちど読んでみたい熱が出てしまい、
とりあえず一挙に6冊、大人買いです。

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10代のころは、こんな買い方はできなかったよな・・・・
毎月、お小遣いを握り締めて、1冊1冊裏表紙の短い紹介文を熟読しながら
真剣に『この1冊』を決めてたよな・・・
と思うと、大人買いがよいのか悪いのか分からなくなりました。

ともあれ、しばらくはクイーン三昧の夏になりそうです。
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by fenmania | 2009-07-18 13:42 | BOOK

今回の芥川賞・直木賞はよいと思う

第141回芥川賞・直木賞の発表がありました。
芥川賞は磯崎憲一郎さんの「終の住処」、直木賞は北村薫さんの「鷺と雪」。


ここしばらく、両賞を受賞した小説のなかには
あまりに●●な(えっと、罵倒語をなんでも入れてください)ものが多くて、
ちょっと呆然とすることが多かったです。
読後、「これが、芥川賞・・・・?」と悲しくなることも・・・。
若い著者のテーマがいつも「自分探し」なのもほんとうにうざい。

『文芸春秋』誌に、毎回の芥川賞の候補作品の審査員コメントが載っているのですが、
石原慎太郎が毎回毎回『どれもこれもサイテーやな。』みたいな上から目線の評価をしていて、
カノお人は、まったく私の中では「認めたくない」お人ではあるけれど、
これに関しては「同感やな」と感じる部分もございました(ー。ー)

今回の受賞作はどちらもまだ読んではいませんが、
ざっとしたあらすじを拝見する限りでは、
「芥川賞」「直木賞」という賞にふさわしい大人な小説であるようです。
長くキャリアを積んできたに違いない年齢のおふたりでもあり、
どちらも、素直に「読んでみたい」と思いました。

「自分探し」も「誰もがオンリーワン」思想も「世の中と折り合えないワタシ」も
もう飽き飽きなのっ!( ̄  ̄メ)
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by fenmania | 2009-07-16 17:07 | BOOK

ベーグルいっぱい♥

ベーグルが好き!
もちもちっとした食感と、適度な甘み、1つ食べただけで満足できるボリューム感が
パン好きにはタマリマセン。

梅田の阪神百貨店の地下に、以前は「ベーグルK」という店があったはずなのに、
いつの間にかなくなってしまって、仕方なくネットで時々購入してます。

パン好きにとっては、神戸や阪神間エリアは天国。
神戸はパンの消費量が日本一と言われていて、
当然パン屋さんの数も非常に多いのです。
週1の割りで違ったパン屋に通っても、
ゆうに20年はw『行くパン屋がない』なんてことはないんじゃないかなあ。
そしてそれぞれがかなり高水準。

そんな環境の中で、
パンをネットで買うというのがどうも納得しかねるんですよねー。
ほんと、大阪か神戸にベーグルショップがもっと進出して欲しいもんです。


そういえば、『朝食は和食』という人は、
神戸ではたぶん他の地域より少数派なんじゃないかなあと感じます。
そうそう、神戸は紅茶の消費量も日本一なんですよね。
私も幼稚園の時から、朝はミルクティとトーストでした。
なので、お米のごはんの朝ごはんは、たまに旅行をしたときの、
スペシャルなメニューでした。

うちの父親も母親も、私が物心付いたときからずうっとそのメニュー。
父は70いくつで亡くなるまで、朝はパン食でした。
と言っても、そんなに「こじゃれた」家なんかではまったくなくて、
もうごくごく普通の、ダサい実家だったんですがね・・・。
でもなぜか朝は、この上もなく意固地に、パン。


白いパンは健康によくないそうなんだけど、
パンを食べずに90まで生きるか、
パンをエンジョイしてw、70で死ぬかときかれれば、
余裕で「パン付き70」ですね003.gif

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楽天ショップで購入したのは
ベーグル15個とクリームチーズ1パック付いて
送料込み2000円くらいの
格安パッケージ。
こので。
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by fenmania | 2009-07-14 20:46 | FOOD

無事、夏を越してね

うちのニャンコはおんとし12歳で、
人間でいうと、70歳とも75歳とも言われます。
昔に比べて、遊ばなくなったし、寝る時間も増えて
そろそろ、手持ち時間のカウントダウンが始まってるのかなあ、と
暗澹とした気分になります。

夏は、この年齢の小動物にとっては厳しい季節。
食欲も落ち、カリカリをがっつく時の音も、
「・・・・カリン・・・カ・・リン・・・・カリ・・・・・・・・・」・・・みたいに
元気がなくて。

3年位前から、盛夏の外出時は、
私の部屋のエアコンを付けて出るようにしています。
でも、だいたい戻ってみると、
快適に冷えた部屋にいることは少なくて、
サウナのような灼熱のリビングで、
だら~~~っと伸び切って寝そべっていることのほうが多いんですけどね(._・)ノ

反エコな行為やなあとも思うんだけど、
戻ってみたら、ニャンコがからからになって干からびてた・・・
なんて事態、絶対見たくないですから!

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アイソが悪くて、
こんなふうにビニール袋で遊んでる時も、
つんとこっちを見て、「何みてんねん。なんか文句ある?」みたいな
お顔をすることも多い、
クールな姐さん。
クールでも、性格悪くても、なんでもいいから、
しっぽの先が3つに(2つだっけ?) に分かれた化け猫になっても許すから、
あと10年はたくましく生きてほし、と思うのです。
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by fenmania | 2009-07-12 20:31 | ネコ