「レンタネコ」観に行きました。

「かもめ食堂」「めがね」「トイレット」。
いわゆる「ほっこり系」の映画を撮らせたらこの人、という
荻上直子監督の新作。
とにかく「オギガミ」と「ネコ映画」というだけで、
私には珍しく、公開1週間以内に観に行った映画でした。
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これの評価は難しいなあ・・・。
ネコが、それも血統書つきでもなく、演技するでもない「Cクラス」のネコズが
ただうろうろと家の中をうろついていたり、
ぐっすと寝込んでたりしているのを、ぼおっと見ているだけでニタニタしてしまう、
ただのネコ馬鹿なもんだから、わたし。
「ネコ、可愛いから、すべて許す!」となってしまう。
ネコ好きじゃないひとにはどう見えるのかなあ・・・? 不明。

「かもめ食堂」みたいな凛とした空気感はないし、
「トイレット」みたいなプチ感動もない。
まあ、「めがね」の島のだらだら感に近いかも?

一応「事件」らしきものは起こるんだけど、
なんだか見てるうちに、できごとが平坦にならされてしまって、
しかも設定が盛夏なので、人も猫もだらだらになってて、
超弩級のまったりズムが充満してます。

ふっるい日本家屋に多数のネコと住み、
リヤカーにネコを乗せ、拡声器で「レンタ~ネコ」と連呼しながら川辺をながす
レンタネコ屋の主人、サヨコ役の市川実日子ちゃんは、割とよかったです。
ぬーっと背が高くて、身体に凹凸のないビジュアルが、
この映画にぴったりでした。

なんといってもネコです、ねこ! 猫!!
前回までのようにおいしそうな食べ物も、きれいな風景も、
まーーーたく出てこない分、
すべての「癒し」はネコが請け負っています。

ネコ以外で、私が気に入ったのは、
不思議ちゃん系の主人公、サヨコが、
単なる不思議ちゃんではなく、
きちんと他人と関わろう、関わりたいとしているところ。
何せ、壁に貼ってある目標が、「今年中に結婚する」「上下15歳以内は許容範囲」
なのですから・・・・。いいなあ049.gif

後は、私の苦手なもたいまさこさんが出なかったのもちょっとうれしかった(苦笑)
あの、何かたくらんでる系の不遜な笑顔が嫌いなの・・・。

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by fenmania | 2012-05-19 19:56 | 映画・演劇