「風が強く吹いている」観ました

赤星選手の青天の霹靂的引退から数日たちましたが、
まだまだショックを引きずってます。
さて、木曜日、箱根駅伝をテーマにした映画「風が強く吹いている」を観てきました。

三浦しをんさんの原作のほうを先に手に取り、かなりおもしろくて一気読み。
映画化されるのを知って、楽しみにしていました。
ストーリーはまあ、一種のスポーツファンタジー??
弱小陸上部の幽霊部員たちが、ハイジとカケルという2人の天才アスリートにひきずられるようにして
箱根駅伝を目指し、晴れ舞台で思いを遂げるという、
箱根に心血を注いでいる当事者からは非難ごうごうかもしれない、夢のようなお話です。

しかしそこはツワモノ三浦しをん。
10人いる選手一人ひとりにスポットを当て、
泣けるマイストーリーと爆笑はつらつスポ根ものを絶妙にミックス。
「ええ~?! ありえん!」と思いながらも最後まで読ませ、
その上にちょっと感動させちゃったりして。

原作がよかったので、映画はどうなん?と半信半疑でした。
あの長い物語を2時間ちょいにするのだから、
しかも最後の1時間は箱根を走るシーンばかりなのだから、
仕方ないとはいえやはりストーリーはかなりぐちゃぐちゃになってました(;^_^A

が! しかし。
それを補って余りあるのが、駅伝選手を演じる10人の役者さんたちの美しい体と走り。
特に、ダブル主役の1人、カケルを演じる林遣都(はやし・けんと)くんの
走る姿は、息をのむほど美しかったです。
10人の役者さんたちは合宿をして、とことん筋トレとランニングで身体を鍛え、
「アスリート」のリアリティをものにしていました。
「人が走る姿」ってこんなにすばらしいんだ! と、
野球以外のスポーツに興味がない私でも手放しで感動したくらい・・・053.gif

いつもお正月に放映される箱根駅伝、いままでまーーーーったく興味がなかったのですが、
来年のお正月はちょっと真剣にみてみようかなあ。
と、思わせる、心がちょっとウルウルする映画でした。
個人的には、神童を演じた橋本淳くんと、ハイジ役の小出恵介くんがツボでした。

・・・・それにしても、この映画も、最後は、
ハイジがひざを痛めて選手生命を終えてしまうんだよねーーー~(>_<。)ゝ
これしかない、と思い定めたものから、ある日突然、凶暴な力で引き離される。
その悲しみは想像に余りあります。
なんだか、個人的に、赤星ショックを長く引きずりそうです。

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by fenmania | 2009-12-12 20:43 | 映画・演劇