いのうえ歌舞伎「蛮幽鬼」行ってきました。

劇団新感線の秋公演は、本格舞台のいのうえ歌舞伎バージョンでした。
今回の主役、上川隆也さん演じるのは、
仲間の裏切りで殺人の汚名を着せられ復讐に燃える男・土門。
堺雅人さん演じるサジは、土門と共に牢を脱獄して行動を共にする殺人鬼。

舞台はたぶん、律令国家形成前夜の日本かな。
小説「岩窟王」を下敷きにしたシビアな復讐劇。
国家と宗教、愛と裏切り、友情と死などを描いたダイナミックな舞台でした。

とにかく、サジのせいで人が死ぬ、人が死ぬ。
サジという名も、「サジ(匙)でも人が殺せる」技術を持つから。
楼蘭国という殺人者集団のトップエリート。
それを、にんまりとした笑顔を絶やさない堺雅人さんが演じるのは、すげーこえー
前から12列目で、オペラグラスで表情がくっきりと見える座席にいたから、余計にこえー

新感線の舞台が好きなのは、
アクションと音楽がふんだんにあるからかなあ。
今回も、美しい殺陣のアクション満載。
舞台俳優さんって、どうやって膨大なせりふを覚えるんだろうっていつも思うのですが、
新感線の舞台を見ると、どうやってこの膨大な殺陣の所作を
全部覚えてトラブルなく流れるようにやってのけるんだろうと
つくづく感心してしまいます。

今現在、ワタシ的美しいアクション・ナンバーワンは森山未来君ですが、
今回出ていた早乙女太一くんも、さすがにお見事です!
18歳でこの色っぽさ。初々しさと貫禄が同居して、鑑賞に堪える舞台役者さん。
ジャ◎◎ズ系タレントなんてとてもとても及ばない・・・。

上川さんは、絵的には美しいんだけど、
なーーんとなく血が通ってる感に乏しくて、ちょっと残念だったな。
イノウエ歌舞伎は前回の「朧の森に棲む鬼」がすばらしかった。
これに出た市川染五郎と阿部サダちゃんがものすごくよかったので、
今回も期待していましたが、泣けなかったんで、まあ、80点w。
次回も期待! できれば堤真一さんで!w


さて次は阿佐ヶ谷スパイダースの『アンチクロックワイズ・ワンダーランド』。
2月24日のチケット入手済み!
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by fenmania | 2009-11-12 15:20 | 映画・演劇